美味しくいただくために
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2025.05.05


 油で揚げるときに超音波を当てると、その振動で表面の水が飛んでカラッと揚がり、中はジューシーになります。

 急速冷凍をすると、食品中の水分が微細な氷結晶となり細胞膜を破壊することが少なくなって細胞内の水が外に逃げず、解凍後にはほぼ解凍前の状態に戻ります。また、急速冷凍するときに磁場を与えると、水分子が同じ方向を向くのでさらに細胞膜破壊が減少します。
 比較的小型の業務用急速冷凍器は、−30℃ のアルコール中にビニールに包んだ食品を入れて冷凍する方法を取っています。また、手ごろな急速冷凍の方法としては、23.5% の塩分濃度の氷の中にラップでくるんだ食品を入れる方法があります。