ルーローの三角形
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2012.08.16


( 問い ) ( 答え )   次に、 上の左の図の扇形を反時計回りに120度回転させたものと240度回転させたものを作り、 この3つを平行移動( スライド )させて、 重なり部分の面積が最大限になるように重ねますと、 重なり部分が一辺 の正三角形になります。 そして、 全体としては次のような「 ルーローの三角形 」になります。 このルーローの三角形を時計回りに転がすと、 最も高くなる点の高さは常に になります。

    A      B

    C      D

 上の回転は、 重心の立場からすると、 次のような重心を中心とする回転になります。
      A 時計回り60度 時計回り30度 時計回り30度
 BからDへの過程では、 1つの頂点が床のある点に接触したままの状態が続きます。
 観察者の立場からすると、 転がりと共に重心も回転します( 正円運動ではありません )ので、 実際の運動は単純な回転ではありません。


  また、 このルーローの三角形を一辺 の正方形の中に入れて回転させると、 絶えず各辺の1点で正方形に内接しながらスムーズに回転します。

    A       B

    C       D

 頂点は正方形の辺に接触したまま滑ります。 正方形の角に近づくと、 滑ってきた辺を離れて次の辺へと向かいます。

  このとき、 3つの頂点のうちの2つ以上が必ず内接しています。 絶えず各辺の1点で正方形に内接しているということは、 常に正方形をルーローの三角形を含めて5つの部分に分割しているということです。 そして、 このルーローの三角形以外の4つの部分はルーローの三角形の回転によって面積を広げたり狭めたりしますので、 ルーローの三角形は ロータリーエンジン に利用されています。 ロータリーエンジンについて詳しく知りたい方は、 次のサイトをご覧ください。
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