再生による修復機構
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2012.07.13


  脳細胞 と 心筋細胞 だけは 再生しません。 肝細胞など一般の細胞は、 破壊された近隣の細胞が分裂して元に戻ります。 これをリペア( 完全修復 )といいます。 リペアは自然治癒力の代表です。 しかし、 時間当たりの細胞の破壊数が多いと再生が間に合わなくなり、 線維細胞などが形成されて空き地が埋められます。 これをリモデリング( 不完全修復 ) といいます。 リモデリングが起こると、 細胞数減少に由る「 機能低下 」と 組織の線維化に由る「 しなやかさ 」の低下が起こり、 新たな問題が生じてきます。 その例が、 肝硬変の肝機能低下であり、 心臓のコンプライアンスの低下によるポンプ機能低下です。