曲線
y =
f (
x ) の (
k ,
f (
k ) ) における傾きは
f ' (
k ) になります。ただし、
f ' (
k ) は次の式によります。

傾き( 2次元平面での勾配 )を求めるのが
微分 であり、それは次の式で表されます。

一方、
積分 といえば、グラフでいうと、曲線
y =
f (
x ) と 3つの直線 (
y = 0 と
x =
a と
x =
b ) で囲まれる部分の面積というイメージがあります。積分は次のように表されます。
y dx つまり
f (
x )
dx は 曲線
y =
f (
x ) と 直線
y = 0 とで挟まれる微小な幅の長方形の面積であり、それを区間
a ≦
x ≦
b で合計したものというイメージです。
以上の積分のイメージは高等数学を身に着けた人にとっての話であって、微分・積分の初心者には少し早すぎるのです。なぜなら、元来「 積分とは、微分すれば関数
f (
x ) になる関数のことである。」と定義されるからです。微分すれば関数
f (
x ) になる関数は次のように表されます。

では、なんで積分がグラフの面積を表すことになるのでしょうか? 曲線
y =
f (
x ) と 3つの直線 (
y = 0 と
x =
0 と
x =
b ) で囲まれる部分の面積を
S (
b ) で表すことにします。まず、
0 ≦
t ≦
b−
h という条件とします。すると次の式が成り立ちます。

したがって、

したがって、

したがって、

というわけで、
f (
x ) の積分は
S ( x ) であることが分かりました。ということは、
S (
b ) は次のように表されるということです。
