ペリー楽団
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2018.07.31


  1912年に沈没した豪華客船タイタニック号を題材にした映画 「 タイタニック 」 の中で、 沈没しつつある船の上で楽団が 「 主よみもとに近づかん 」 を演奏しますが、 これは実話だそうです。

  長期間航行する客船や軍艦には専属の楽団が乗船していることがよくあります。

  1853年にペリー率いる黒い蒸気船4隻が浦賀沖にやってきたとき、 久里浜海岸に上陸した軍楽隊40人が演奏をしたそうです。 上陸時の行進曲として演奏された 「 ヤンキー ・ ドゥードゥル 」 は、 後に日本語詞が付けられることになる 「 アルプス一万尺 」 の曲です。 彼らが2度目に来航したときには、 上陸地横浜で 「 草競馬 」 や 「 懐かしきケンタッキーの我が家 」 などのフォスターの歌曲を披露し、 江戸の役人らを楽しませたそうです。

  この時の演奏の様子は 「 黒船来航絵巻 」 の中に描かれています。 また、その時の楽譜も現存するそうです。 こんな話を聞くと、 歴史上の政治的な出来事が身近に感じられますね。