年に2回くらいですが、旅行気分に浸るため、天気のいい日の朝にリュックサックの中にタオルを2枚入れ、電車に乗って近くの道後温泉に行きます。風呂上がりに温泉街をぶらつくと一週間の疲れが一気に吹き飛びます。
江戸時代中期の郷土誌には、昔、足にケガをした白鷺が傷を癒やしている所から道後温泉が発見されたと書かれており、駅前の足湯の近くには鷺の足跡?が刻まれた石が置かれています。道後温泉はアルカリ性単純泉です。
★ 温泉の定義(温泉法による)
温泉とは、次の3つの条件のいずれかを満たすものである。
(1)温泉源から採取されるときの温度が摂氏 25 度 以上ある
(2)遊離二酸化炭素、リチウムイオン、ヨウ化物イオンなど、指定された18種類の成分が1成分でも規定量以上含まれている
(3)水1s 中に溶け込んでいる物質の総量が1g 以上である
★ 療養泉の泉質
温泉源から採取されるときの温度が摂氏 25 度 以上あって、医学的治療効果のある温泉水のことを「療養泉」と呼びます。
療養泉の泉質は、次の 10 種類 に分類されます。
● 単純泉
温泉水1kg 中の溶存物質量が1g 未満で、他の泉質に属さないものです。
特に pH が 8.5 以上のものを「アルカリ性単純泉」といい、一般に「美肌の湯」と言われます。
● 二酸化炭素泉
遊雛炭酸(二酸化炭素)が多く含まれているものです。一般に「泡の湯」と言われます。
日本では比較的少ない泉質です。
● 炭酸水素塩泉
温泉水1kg 中の溶存物質量が1g以上であり、陰イオンの主成分が炭酸水素イオンのものです。一般に「美肌の湯」と言われます。
陽イオンの主成分により、ナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)、カルシウム炭酸水素塩泉、マグネシウム炭酸水素塩泉などに分類されます。
● 塩化物泉
温泉水1kg 中の溶存物質量が1g以上であり、陰イオンの主成分が塩化物イオンのものです。
日本の源泉の 27 % を占め、単純温泉に次いで多い泉質です。
● 硫酸塩泉
温泉水1kg 中の溶存物質量が1g 以上であり、陰イオンの主成分が硫酸イオンのものです。
陽イオンの主成分により、ナトリウム硫酸塩泉、カルシウム硫酸塩泉、マグネシウム硫酸塩泉などに分類されます。
● 含鉄泉
鉄を多く含む泉質です。一般に「赤湯」と言われます。
● 硫黄泉
イオウが多く含まれる温泉です。日本の源泉の 8% を占めます。
遊離炭酸ガスや硫化水素を含まない「硫黄泉」と、それらを含む「硫化水素泉」に分類されます。
● 酸性泉
酸性度の高い泉質です。酸性泉の多くは硫黄以外に 硫酸、塩酸、ホウ酸、明礬、緑礬 などの成分を多く含みます。
● 含ヨウ素泉
ヨウ化イオンが多く含まれています。非火山性温泉に多くみられます。
● 放射能泉
ラドン(原始番号86 原子量222)が多く含まれているものです。一般に「ラジウム温泉」と言われます。
温泉水が地表に湧き出てくる途中で、放射性のウランやトリウムを多く含む岩石を通過することによって産生されます。
トロンはラドンの同位体の1つで、原始番号86、原子量220 です。