
指数関数 y = ax のグラフ ( 青色 ) と 対数関数 y = logax のグラフ ( 赤色 ) は 直線 y = x に関して対称です。 つまり、 直線 y = x に関する 対数関数 y = logax のグラフ の鏡像は、 指数関数 y = ax のグラフと同一です。なぜなら、 指数関数 y = ax と 対数関数 y = logax が逆関数の関係になっているからです。
【 問 題 】
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点 ( x, y ) の直線 y = x に対する鏡像は 点 ( y, x ) であることを証明せよ。
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点P ( Px , Py ) を通り直線 y = x に垂直な直線の方程式は y−Py = −(x−Px ) である。
点P ( Px , Py ) の直線 y = x に対する鏡像を 点Q ( x, y ) とする。
線分PQの中点を点Mとすると、点M ( ( x+Px) / 2 , ( y+Py) / 2 ) となる。
点Mは、2つの直線 y = x と y−Py =−( x−Px ) の上に存在するので、次の2つの式が成り立つ。
y+Py = x+Px
y−Py =−x+Px
上記の2つの式を連立して解くと、
y = Px x = Py
よって、点P ( Px , Py ) の直線 y = x に対する鏡像は 点Q ( Py , Px) である。
というわけで、点 ( x, y ) の直線 y = x に対する鏡像は 点 ( y, x ) であることが明らかになった。
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原点を中心に反時計回りに π ラジアン回転する写像は、座標系を時計回りに π ラジアン回転する座標変換と表現上は同じことであるように、直線 y = x に対する鏡像へと変換する写像は、座標系を直線 y = x に対する鏡像へと変換する座標変換と表現上は同じことである。したがって、次のような手はずを取ることになる。
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直線 y = x に関して鏡像となる座標系への座標変換

基底変換テンソル :

座標変換テンソル :

したがって、 座標変換式は、

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対数関数 y = logax の 直線 y = x に対するの鏡像のグラフが 指数関数 y = ax のグラフと同じになるのは、次のように変換されるからです。
y = logax → x = logay → y = ax
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