自力回転体とは、自分のエネルギーを使って自ら回転する物質のことです。今回は、真空中の一様な重力場において、摩擦のある水平面上を一定のエネルギーを使って自力回転したとき、一定の加速度で移動するような形態をした物質について考えることにします。
摩擦が0の平面上では自力回転体の加速度は0になりますので、自力回転体は静止または等速直線運動をします。空気抵抗のない水平面上を等速直線運動している自力回転体を見て「回転走行」をしていると判断してはいけません。自力回転体は空回りしながら、水平面上を滑っているのです。
自力回転体が回転走行をしているときのスリップ率は次の式で与えられます。

※ 滑る とは、慣性の法則にしたがって物質が床上を移動することです。
※ ただし、空回りスリップ率が 0 % であるという条件下で。
※ ただし、移動の速さは、水平面に対する自力回転体の速さ。

※ ただし、滑りスリップ率が 0 % であるという条件下で。
※ ただし、移動の速さは、水平面に対する自力回転体の速さ。
ただし、実際に自力回転体が回転走行している場合は、空回り と 滑り の要素が2つとも含まれている場合もあるので、その場合は、以上のスリップ率では解析することはできません。
※ 参考: 大学生のための物理学 > 剛体力学 > スリップ率の錯覚
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