炭酸飲料の圧力
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2024.02.15


 ビール中の二酸化炭素の「単位溶液質量あたりの溶解質量」は 平均 0.0045 とのことです。

 二酸化炭素の 20℃ 1 気圧( 101325 Pa )における「単位溶液質量あたりの溶解質量」は 0.00178 だから、 0.0045 ÷ 0.00178 ≒ 2.5 したがって、
   20℃の炭酸飲料は およそ 2.5 気圧 です。

 なぜなら、温度が一定ならば気体の「単位溶液質量あたりの溶解質量」は気圧に比例するという「 ヘンリーの法則 」があるからです。

 ある調査によると、 350 ml の発泡酒には、平均して 1.9 L の炭酸ガスが含まれているそうです。二酸化炭素のガス密度は 1000 L あたり 1.97 kg なので、 20°C での容器内圧はおよそ 2.7 気圧 になります。

   ※ GV( ガスボリューム ): 1 L の溶液中に溶けている炭酸ガスの体積( L )
     容器内圧( 気圧 )≒ GV × 0.5066