赤玉と白玉が2個ずつ入った 袋X と 袋Y と 袋Z があります。
袋X から1個の玉を取り出した後に元に戻して再び1個の玉を取り出したときに、 1回目に取り出した玉の色と2回目に取り出した玉の色が異なる確率をA とします。
袋X から2個の玉を取り出したときに色が異なる確率をB とします。
袋Y から1個の玉を取り出し、 袋Z から1個の玉を取り出したときに、 玉の色が異なる確率をC とします。
確率A の原始的な求め方 ( すべての組み合わせを書き出す方法 )
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赤1 赤1 |
赤1 赤2 |
赤1 白1 |
赤1 白2 |
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赤2 赤1 |
赤2 赤2 |
赤2 白1 |
赤2 白2 |
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白1 赤1 |
白1 赤2 |
白1 白1 |
白1 白2 |
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白2 赤1 |
白2 赤2 |
白2 白1 |
白2 白2 |

確率B の原始的な求め方 ( すべての組み合わせを書き出す方法 )
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赤1 赤2 |
赤1 白1 |
赤1 白2 |
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赤2 赤1 |
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赤2 白1 |
赤2 白2 |
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白1 赤1 |
白1 赤2 |
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白1 白2 |
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白2 赤1 |
白2 赤2 |
白2 白1 |
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確率C の原始的な求め方 ( すべての組み合わせを書き出す方法 )
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Y赤1 Z赤1 |
Y赤1 Z赤2 |
Y赤1 Z白1 |
Y赤1 Z白2 |
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Y赤2 Z赤1 |
Y赤2 Z赤2 |
Y赤2 Z白1 |
Y赤2 Z白2 |
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Y白1 Z赤1 |
Y白1 Z赤2 |
Y白1 Z白1 |
Y白1 Z白2 |
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Y白2 Z赤1 |
Y白2 Z赤2 |
Y白2 Z白1 |
Y白2 Z白2 |

確率A を原始的でない方法で求めてみます。

確率B は、 袋X から1個の玉を取り出した後に元に戻さずに再び1個の玉を取り出したときに、 1回目に取り出した玉の色と2回目に取り出した玉の色が異なる確率と同じです。 原始的でない方法で確率B を求めてみます。

確率C を原始的でない方法で求めてみます。

確率A と 確率C は、 確率論的には同じ行為ですので、 確率A と 確率B とを比べてみましょう。 確率A は、 同じ行為を2回繰り返して行っており、 1回目の行為が2回目の行為に影響を及ぼすことはありません。 これに対して確率B は、 1回目の行為が2回目の行為に影響を及ぼしています。 この違いは、 古典力学的観察 と 量子力学的観察 との違いに似ています。
※ 参照: 大学生のための数学 > 確率 > 同時を異時とみなす確率問題
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