箸の持ち方
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2012.05.31
バイオリンの弓の持ち方のコツは、 第1指頭との接点を支点にし、 主に 第5指頭との接点 と 第2指の第1関節と第2関節との間の接点 とを力点にすることです。 バイオリンの弓も箸のようにもっと自由に使えたらいいのになあと思います。 小さいころから習い始めておけばよかったのにと思います。
私は、 小学校3年生の頃まで、 しょっちゅう おねしょ( 夜尿症 )をしていましたし、 また、 箸の持ち方がおかしくてきちんと箸を使うことがきませんでした。 そこで 「 お前は箸使いが悪い。」 と叱られ、 持ち方を強制的に矯正させられて、 エンドウ豆を箸で挟み取る練習をさせられました。 今思えばありがたい親の子育てです。
箸の持ち方・使い方は次のようなものです。
まず、 下の箸を、 第1指と第2指との指間の底と第4指の先の側面で支えて、 その先端を挟みたい物のすぐそばに固定します。 次に、 上の箸の先端を、 第1指と第2指の先の腹と第3指の先の側面を使って自由に動かして、 目的の物を挟み取ります。
挟み取るとは、 道具を使って物質に破壊しない程度の範囲で圧縮力を徐々に加え、 その反作用としての物質から道具に加わる力を増していき、 道具と物質の間の摩擦力を物質の重力の半分以上の大きさにさせて、 物質を持ち上げることです。 箸でポテトサラダを取るときのように、 物質を弾性変形させてから箸の先に引っかけたりする技も、 挟み取るの範疇になります。 現在では、 上手に挟み取るロボットハンドが作られ、 生産現場のいたるところで活躍をしています。