絆がる昭和から繋がる平成へ
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2019.02.03


  昭和時代までは、稲作農業や共同便所を基盤とする地域の絆がりがあった。個人主義は比較的に小さかった。

  1989年、 平成は2つの崩壊から始まった。 ベルリンの壁の崩壊 と バブルの崩壊 ( 正確には平成2年〜 ) である。 昭和の終わりとともに、 社会主義も資本主義も行き詰ったかのように思えた。 1997年には山一證券が崩壊し、 それから10年後の2008年にはリーマンショックが起こった。 世界は 社会主義の市場経済化 ・ 新自由主義政策 ・ グローバライゼイション によって現状打開を計るも、 結果は格差社会の到来であった。 日本では、 長期不況を 「 デフレ 」 という言葉に置き換え、 インフレ政策によってその打開を計るも失敗を繰り返している。 また、 外国人労働者が増えたのも平成時代の特徴である。

  平成の2大テロといえば、 1995年の地下鉄サリン事件 と 2001年の米国同時多発テロ。 後者は背景に人類の宗教・経済問題が横たわる。 また、 多くの国民の命が奪われる自然災害にも見舞われた。 1995年の阪神淡路大震災 と 2011年の東日本大震災。 震災後、 国民は昭和時代の絆を思い出して頑張った。

  そうすると平成時代は昭和32年以降の後期昭和時代に比べて暗い時代であったと思ってしまうが、 そうでもない。 それは IT革命 や 医療の進歩 である。 平成元年にノート型パソコンが登場し、 1995年にはWindows95 が登場してインターネットで繋がった。 今では15歳以上の多くの国民がスマートフォン( 携帯情報通信網接続機器 ) を利用するようになった。 iPhoneが発売されたのは2008年のことである。 医療においては、 エイズやウィルス性肝炎や癌に罹患しても、 すべての人ではないが、 長生きできるようになった。

  平成から継がる次の元号は何であろうか? 少なくとも マ行、 タ行、 サ行、 ハ行 でないことは確実であろう。 そして、 世界はどうなっていくのだろう?