この法則は「
物質に向心力や遠心力以外の力が作用しない限り、物質の運動量モーメントは変化しない」というものです。
物質の質量: m
回転中心からの位置:
r
物質に作用する力:
F
物質に作用する力モーメント(トルク):
N
物質の運動量モーメント:
L
この法則を導くには、物質の運動量モーメントを微分すればいいだけです。

コメント: × は外積を表す。

したがって、

力モーメント(トルク):
N が0である場合とは、力の大きさが0 または 力の向きが力点の回転中心からの方向に平行である ときです。

運動量モーメント保存の法則は、ケプラーの第2法則(
面積速度一定の法則 )を一般化したものです。
面積速度に物質の質量をかけて2倍すると物質の運動量モーメントの大きさになります。外積の大きさは平行四辺形の面積で表され、平行四辺形は2つの合同な三角形が合体したものだからです。

この法則は
質点の移動における法則であり、剛体力学ではありませんが、剛体の角運動量保存の法則とよく混同されるため、あえてここに掲載させていただきました。

質点の角運動量保存の法則 は 剛体の角運動量保存の法則 とよく混同されるため、私は、質点の角運動量保存の法則 のことを 運動量モーメント保存の法則 と言っています。

剛体の角運動量保存の法則については、
剛体力学 > 剛体の回転運動 の(2)の C をご覧ください。