ばいおりんの慣性系相対性理論における相対時移動速度
ばいおりんのその他の相対論関連論文集 へ戻る
ホームページのトップ へ戻る
2015.06.23


  いわゆる「 時間 」を「 絶対時間 」と言うことにします。 物質が移動する空間を1次元として「 相対空間 」と言うことにします。 物質が移動する時間を「 相対時間 」と言うことにします。 そして、 横軸の「 相対空 」と 縦軸の「 相対時 」からなる2次元直交時空を考えます。 この2次元直交時空の中を、 光子を含めた無数の物質が時刻 0 に観察者の元を出発して「 2次元時空移動速度の大きさ 」1 で等速直線移動するものとします。 ただし、 物質が移動できるのは、 2次元直交時空座標系の第1象限と第2象限の範囲内です。 観察を続けるのは「 絶対時刻 0 のときの観察者 」です。「 絶対時刻 0 のときの観察者 」は自分の体が速さ 1 で「 相対時 」を移動するのを観察します。「 絶対時刻 0 のときの観察者 」は光子が速さ 1 で「 相対空 」を移動するのを観察します。

  ある物質の「 2次元時空移動速度の向き 」を、 ベクトルである「 2次元時空移動速度 」と「 相対空 」軸上の正の向きのベクトルとがなす角の角度で表すことにして、 それが 度 ( 0 ≦ ≦ 180 ) であるとしますと、 その物質の「 相対空移動速度の大きさ 」は cos で表され、「 相対時移動速度の大きさ 」は sin で表されます。「 相対空移動速度の大きさ 」とは絶対瞬間当たりに物質が移動する相対空間のことであり、「 相対時移動速度の大きさ 」とは絶対瞬間当たりに物質が移動する相対時間のことであります。「 2次元時空移動速度の大きさ 」とは、絶対瞬間当たりに物質が移動する2次元時空間のことであります。

  絶対瞬間とは限りなく 0 に近い絶対時間のことです。 時間とは2つの時刻の間隔のことであり、 空間とは2つの位置の間隔のことです。

 「 相対空移動速度 」は物質の観察者に対する速度ですから、 たとえ物質が静止しているとしても観察者が移動していれば、 その大きさは 0 ではありません。 物質の「 2次元時空移動速度の大きさ 」は普遍であり、「 相対空移動速度 」が異なると「 相対時移動速度 」も必ず異なりますので、「 相対時移動速度は、 相対空移動速度によって決まる。」と言うこともできます。

 「絶対時刻 0 のときの観察者における2次元直交時空座標系 」から「 絶対時刻 0 のときの物質A における2次元直交時空座標系 」への座標変換を考えます。 物質A と観察者とは相対的に「 相対空移動速度の大きさ 」v で移動しています。 両方とも無限に広がる平面です。 前者の座標系では、 絶対時刻 t のときの物質A の位置は、 前者の座標系では であり、 後者の座標系では です。

 もし、 物質A が光子ならば、 物質A(光子)の位置は、「 絶対時刻 0 のときの観察者における2次元直交時空座標系 」では であり、「 絶対時刻 0 のときの物質A(光子)における2次元直交時空座標系 」では です。 光子にとって、 光子自身の「 相対空移動速度の大きさ 」は 0 で「 相対時移動速度の大きさ 」は 1 であり、 光子にとって、 光子以外の全ての物質の「 相対空移動速度の大きさ 」は 1 で「 相対時移動速度の大きさ 」は 0 です。

  以上が、 ばいおりんの慣性系相対性理論における時空間の概念と時空間移動速度の考え方です。