ループのある曲
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2013.07.04____

  モーツァルトのように歌の中で遊べる人は天才だと思います。
  ここで言う遊びとは、 コンピューターのプログラムに例えるなら、

     LET n = 0
     FOR i = 1 TO 10
       LET n = n + i
     NEXT i

  とか、
     LET n = 0
     LET i = 1
     DO WHILE i =< 10
       LET n = n + i
       LET i = i + 1
     LOOP


  のように、 1段ずつ階段を移動しながら同じ操作を繰り返すという意味です。

  私が若い頃に流行ったシンガーソングライターの曲の中にも、 遊びのあるものがあります。 それは、 さだまさしの 「 関白宣言 」 と 荒井由美の 「 あの日にかえりたい 」 です。 「 関白宣言 」 は 「 お前を嫁に ・ ・ ・ 」 の歌い出しの部分に、 「 あの日にかえりたい 」 は 冒頭の 「 ダーバダバラバラーバダー ・ ・ ・ 」 の部分に、 遊びがあります。 「 関白宣言 」 は弱起の4拍子の曲で、 3.5 拍目 から歌い出して、 次々の小節の頭の音が、 シ ド レ ミ ファ ミ レ ド と動いていきます。 「 あの日にかえりたい 」 は セブンスコード ( ドミソシ など ) が多用されていて当時魅力的な新感覚の曲でしたが、 冒頭は次のようなコード進行になっています。
     
  途中の を無視すると、 セブンスコードが  と1つずつ下がっていってるのがわかります。

< これらの曲のMMLファイル >

次のような、 ループになって段階的に少しずつ降りて行くメロディーがあります。


ふぁふぁ
ふぁ
ふぁ
ふぁ
ふぁふぁ
ふぁ


  このメロディーを3度上と3度下からサンドイッチにしてやると、 ループ的カノンができます。
そして、 最初の16個の音に次のような和音をつけてやります。

      C  G  Am  Em  F  C  Dm  G
      C  G  Am  Em  F  C  Dm  G

  すると、 少々不協和音も登場しますが、 パッフェルベルのカノンのようになります。 次のMMLファイルを フリーのテキスト音楽 「 サクラ 」 で演奏してみてみてください。