棒ずり
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2012.08.29


  氷の結晶の形には様々あって、 一番安定した形が、 あの雪印の正六角形だそうです。 氷が大気に接触している部分の結晶は不安定であり、 マイナス零度未満でも液体になることが多々あり、 それは表面融解現象と言われています。 鈍い刃のついたスケートがよく滑るのは、 氷の表面にわずかな水があるからです。 カーリングで、 選手が棒ずりのような道具を使って氷をゴシゴシしていますが、 それは表面融解現象による運動摩擦係数低下を目的に行っている行為なのです。

 「 わっすれられないのお あっのひとがすきよ あっおいシャツきてさあ うみをみてたのお 」
  小生が通っていた小学校では、 トイレを清掃するときに使う道具のことを、「 棒ずり 」と呼んでいました。 トイレは屋根つきの渡り廊下でつながれた外にあり、 ボットン便所で、 畑の肥溜めのように、 伝統のある強烈な悪臭を放っていました。 男子用小便トイレには便器はなく、 単なるコンクリートでできたオープンの立ちションスペースでした。 小便が流れてい行く所にはこすってもこすっても落ちない垢がこうばりついていて、 それをただただ、 ぬか袋で校舎の廊下を一生懸命こすったように、 ゴシゴシゴシゴシやっていたのを覚えています。