複素平面へ変換して考える
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2019.06.30____
【 問 題 1 】
頂点の座標が次のように表される正7角形の重心は原点にあることを証明せよ。

【 解 答 】
重心を起点とし正多角形の各頂点を終点とするベクトルの総和は0ベクトルになる。
したがって、 原点を始点とする正7角形の各頂点へのベクトルの総和が0になれば、
原点が正7角形の重心であると言うことができる。
この問題を解きやすくするために、 複素平面に移行する。
つまり、 y 軸を虚数に、 x 軸を実数に。
そして、 問題を次のように書き換える。

その解答は次のようなものである。


【 問 題 2 】
2次元 x y 平面の原点から点P1 ( 1,0 ) まで直進し、点P1 を中心に反時計回りに 45度 回転して今さっき進んだ距離の
の距離を直進して至る点を点P2 とする。続いて、点P2 を中心に反時計回りに 45度 回転して今さっき進んだ距離の
の距離を直進して至る点を点P3 とする。続いて、点P3 を中心に反時計回りに 45度 回転して今さっき進んだ距離の
の距離を直進して至る点を点P4 とする。続いて、・・・・ というように進んで至る点P10 の座標を求めよ。
【 解 答 】
複素平面に変換し、そこでの複素ベクトルの合成を考える。

この式は、初項
公比
の 等比数列 の 10項 までの総和だから、次の式に等しい。

ここで、次の3つの式が成り立っているので、



上式は次のようになる。



というわけで、 答えは ( 33/32,31/32 ) となる。