【 問 題 1 】
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「 素数は無限にある。」という命題が真であることを示しなさい。
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仮定命題 : 最も大きな素数が存在する。( それをA とする )
有限個の全ての素数の積に 1 を加えたものは素数である。 なぜなら、 どの素数で割っても 1 余るから。 さらに、 その素数はA よりも大きい。 したがって、 A よりも大きな素数が存在する。
このように、 仮定命題から導き出される命題が仮定命題に矛盾する。 したがって、 仮定命題は偽である。 よって、 素数は無限にある。
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「 隣合う自然数は互いに素である。」という命題が真であることを示しなさい。
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仮定命題 : 隣合う自然数には公約数が存在する。
隣合う自然数を a と a+1 とする。
この2つの自然数の公約数を k ( k は 2 以上の自然数 ) とする。
a = k c ・・・ @ a+1 = k d ・・・ A ( c と d は自然数 )
A から @ を辺々引くと、
1 = k ( d − c )
k は2以上の自然数で、かつ、d − c は 1 以上の自然数であるから、
上記の式の右辺は 2 以上となり、上記の式は成り立たないことが分かる。
したがって、 仮定命題は偽である。 よって、 隣合う自然数は互いに素である。
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