ホイヘンスの原理 とは「 波面の各点から素元波が生じ、素元波の共通する面が次の波面になる。」というものです。ホイヘンスの原理は、波の回折の原理を説明する道具でもありますし、波の屈折の原理を説明する道具でもありますし、また、波の反射の原理を説明する道具でもあります。波の反射には 入射角 = 反射角 という法則がありますが、ホイヘンスの原理は、この法則を見事に説明するのです。

※ AC と BP は 波面を表す線分です。
∠EAF = ∠PAB の証明は、
まず、三角形ABC と 三角形BAP とが合同であることを示します。
三角形が合同であるためには、次の3つのうち1つ以上が成り立つことです。
@ 3辺がそれぞれ等しい
A 2辺とその間の角がそれぞれ等しい
B 1辺とその両端の角がそれぞれ等しい
直角三角形が合同であるためには、次の2つのうち1つ以上が成り立つことです。
C 斜辺と他の1辺がそれぞれ等しい
D 斜辺と1鋭角がそれぞれ等しい
D を満たす三角形は、残りの鋭角も等しいので、B を満たして合同です。
C を満たす2つの合同な三角形をくっつけると、2つの三角形の斜辺を2辺とする
二等辺三角形となって1鋭角が等しいことが分かり、D を満たすことになります。
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というわけで、 三角形ABC と 三角形BAP は 直角三角形で、斜辺 AB = BA で、他の1辺 AP = BC より、三角形ABC と 三角形BAP とが合同であると言える。したがって、∠PAB = ∠CBA。EAとCBが平行なので、∠EAF = ∠CBA。よって、∠EAF = ∠PAB ( 証明終わり )。
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