2次元平面において2つの半直線が作る角の大きさを調べるときには、 どちらかの半直線を平行移動して端点と端点を重ねてから、 πラジアン以下の角度の方を測っていると思います。 しかし、 πラジアン以上の角度の方を測ってもいいと思います。 そこで、 この曖昧さを克服するために、 新しい角度の表現法を提案したいと思います。
「 半直線Aの半直線Bに対する角度 」 いう言い方をして、 その大きさを測るには、 どちらかの半直線を平行移動して端点と端点を重ねてから、 半直線Bをどれだけ反時計回りに回転すれば半直線Aに重なるのかを調べ、 0以上2π未満 ラジアン で表示します。
早速、 この角度の表現法を用いて、次の真の命題を証明してみましょう。
命題 :
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ある四角形が 外接円を持つ四角形 に属するならば、 その四角形は 向かい合う角の和がπラジアンの四角形 に属する。

AD の AB に対する 角度 を x ラジアン とする。
CB の CD に対する 角度 を y ラジアン とする。
PB の PD に対する 角度 を Q ラジアン とする。
PD の PB に対する 角度 を W ラジアン とする。
中心角の大きさは円周角の大きさの2倍だから、
W = 2 x
Q = 2 y
よって、
2 x + 2 y = W + Q = 2π
したがって、
x + y = π
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