ここに、 時計に支配され、 約束時刻を守らない人たちを拒絶して、 アクセク自分の都合ばかり通そうとする私がいます。 腕時計をはずしてもう10年になりますが一向に直りません。 きっと、 江戸時代の人には「 時刻 」という瞬間的な感覚はなく、「 時間 」という余裕のある幅の中で、 社会が動いていたのではないでしょうか。 それも、 お日様の都合に合わせて。 しかし、 それでは、 みんなの力が1つになりにくいので、 誰かの掛け声が必要だったのでしょう。 それはちょうど、 オーケストラの演奏者たちがメトロノームや秒針を見ながらではなく、 指揮者を見ながら演奏するようなものだと思います。 江戸時代の1日の時間の表示法は、 西洋の 定時間法 とは異なる 不定時間法 です。 日の出頃が 卯の刻 や 明け六ツ 、 日の入り頃が 酉の刻 や 暮れ六ツ 、 と固定されています。

江戸時代初期までは、 子の刻
暁九ツ( 春分・秋分 では 23時 〜 1時 )であり、 表のようなズレはありませんでした。 ズレた理由は、 江戸人が若干「 時刻 」を意識し始めて、 時の鐘の音を聞き出したからだと思います。春分・秋分 ( 日の出 6時、 日の入り 18時 とする )
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西洋時間
暁九ツ
0時 〜 2時
暁八ツ
2時 〜 4時
暁七ツ
4時 〜 6時
明け六ツ
6時 〜 8時
朝五ツ
8時 〜 10時
朝四ツ
10時 〜 12時
昼九ツ
12時 〜 14時
昼八ツ
14時 〜 16時
夕七ツ
16時 〜 18時
暮れ六ツ
18時 〜 20時
夜五ツ
22時 〜 22時
夜四ツ
22時 〜 24時
もちろん、 表のような明確な 対応 や 境界 があるわけではありません 。夏至 ( 日の出 5時30分、 日の入り 18時30分 とする )
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西 洋 時 間
暁九ツ
0時00分 〜 1時50分
暁八ツ
1時50分 〜 3時40分
暁七ツ
3時40分 〜 5時30分
明け六ツ
5時30分 〜 7時40分
朝五ツ
7時40分 〜 9時50分
朝四ツ
9時50分 〜 12時00分
昼九ツ
12時00分 〜 14時10分
昼八ツ
14時10分 〜 16時20分
夕七ツ
16時20分 〜 18時30分
暮れ六ツ
18時30分 〜 20時20分
夜五ツ
20時20分 〜 22時10分
夜四ツ
22時10分 〜 24時00分
昼の間は、 1つの時間帯が 2時間10分。冬至 ( 日の出 6時30分、 日の入り 17時30分 とする )
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西 洋 時 間
暁九ツ
0時00分 〜 2時10分
暁八ツ
2時10分 〜 4時20分
暁七ツ
4時20分 〜 6時30分
明け六ツ
6時30分 〜 8時20分
朝五ツ
8時20分 〜 10時10分
朝四ツ
10時10分 〜 12時00分
昼九ツ
12時00分 〜 13時50分
昼八ツ
13時50分 〜 15時40分
夕七ツ
15時40分 〜 17時30分
暮れ六ツ
17時30分 〜 19時40分
夜五ツ
19時40分 〜 21時50分
夜四ツ
21時50分 〜 24時00分
昼の間は、 1つの時間帯が 1時間50分。朝五ツ の始まり から 夕七ツ の終わり まで 働くとして( 昼に1時間の休憩あり )、 労働時間は次のようになります。
夏至 : 9時間 50分
春分・秋分 : 9時間
冬至 : 8時間 10分
( 平均 ): 9時間
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