近日点 と 冬至
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2020.05.04_____
意外や意外、現在、地球が最も太陽に近づく( 近日点通過 )日は1月の上旬で、最も遠ざかる( 遠日点通過 )日は7月の上旬です。したがって、秋分から春分までの日数は春分から秋分までの日数よりも約9日間短くなっています。
近日点は移動しています。800年前は近日点は冬至のころだったそうで、およそ22000年周期で回転しているそうです。その理由は、地球が約26000年周期で歳差運動していることと、木星を主体とする惑星の引力が働いていることによるそうです。
冬至とは、遠日点通過の瞬間ではありません。冬至とは、北極点が終日夜であり、かつ、地球の重心から北極点に向かうベクトル と 地球の重心から太陽の重心に向かうベクトル との外積が地球の公転面に平行になる瞬間です。ですから、冬至は1年間で最も太陽の南中高度が低く、昼( 日の出から日没までの時間 )が最も短くなります。
南半球にあるオーストラリアでは、日本にとって冬至のとき、学問的には冬至ですが、 一般には夏至と言われるそうです。
この様なことを学ぶには、「 国立天文台 暦計算室 暦wiki 」というサイトが便利です。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/