
(1) 地球から見た 太陽 と 月 の 「 みかけの公転 」
-
公転の周期
自転の周期
地球


月


地球 は 自転しながら太陽のまわりを公転しています。
月 は 自転しながら地球のまわりを公転しています。
これら4つの回転は すべて向きが同じになっています。
これら4つの回転の周期は 次の表のようになっています。
以上のことから、 次のことを言うことができます。
地球からすると、 月が地球を1周する時間は、
である。
月は、 絶えず、 地球に対して同じ面を向けている。
太陽からすると、 地球が1自転する時間は、
である。
の求め方 :

の求め方 :
と
より、 太陽が南中するのは毎日同じ時刻ですが、 月が南中するのは毎日約50分ずつ遅れていることがわかります。もっと本格的な求め方については、 次の論文をご覧ください。
大学生のための物理学 > 剛体力学 > 自転公転の相対原理
-
地球の円周は
ですから、 赤道上の点の回転速度は次のようになります。
これは音速よりも速いです。
地球の平均公転半径は
ですから、 地球の公転速度は次のようになります。
これは、 猛スピードで地球が太陽に向かって落ち続けているということです。
-
地球から見ると太陽と満月の大きさはほぼ同じですが、 正確にはどちらが大きいのでしょうか?
地球から月までの距離 と 地球から太陽までの距離の比は

大きさの比は

したがって、

見かけの大きさは
で表されます。月の実際の大きさを
、 地球から月までの距離を
とすると、満月の見かけの大きさは

太陽の見かけの大きさは

したがって、 地球から見ると、 太陽の方が満月よりも
大きいことがわかりました。 皆既日食の金環をみると、 もう少し差があるようにみえるのですが ・ ・ ・ 。 それもそのはず、 このデーターは平均的な地球からの距離だからであり、 地球から月までの距離は実際には 5万 km の範囲で変化していますし、 太陽と地球の距離も若干の割合ですが変化しています。
天文学と物理学 へ戻る