多次元尺度構成法 ( MDS )
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2022.03.08____

 多次元尺度構成法 ( MDS ) とは、2点間のそれぞれの距離や親近度のデータを、図に点として見やすく配置する方法である。たとえば、4つの点があり、それらの相互の距離がわかっているときに、4つの点の重心からの距離と4つの点の重心からの位置ベクトルが相互になす角度を導き出せば、4つの点の位置関係を図に描くことができる。

距離行列 : A
  点 P1 , P2 , P3 , P4 がある。
  
          ※ Agr : 点 Pg から 点 Pr への距離
               g = 1, 2, 3, 4  r = 1, 2, 3, 4

行列Aを加工して行列Bを作る:
  
          ※ Bgr = Agr2 / 2
              (例) B12 = A122 / 2

mg = ( Bg1 + Bg2 + Bg3 + Bg4 ) / 4
   (例) m1 = ( B11 + B12 + B13 + B14 ) / 4
m0 = ( m1 + m2 + m3 + m4 ) / 4

行列Bを加工して行列Cを作る:
  
          ※ Cgr = mg + mr − m0 − Bgr
              (例) C12 = m1 + m2 − m0 − B12
                 C21 = m2 + m1 − m0 − B21

C は内積行列になっている。内積行列とは、次のようなものである。
   


【 例 題 】 【 解 答 】  ※ 参考: その他の数学 > 重心が原点にある三角形の内積行列
 ※ 参考: その他の数学 > 方向類似度 と 相性度 のイメージ