1789年のフランス革命のときには、 地球の子午線の長さは、 周期が2秒の単振り子の長さのおよそ4千万倍であることが知られていました。


をこの式に代入すると、
となり、
に近いのです。フランス革命直後に、
の定義が決まりました。「 周期が2秒の単振り子の長さを
にしよう。」という意見もありましたが、 重力による加速度が緯度によって若干異なるため緯度によって周期が2秒の単振り子の長さが異なりますので、 この意見は却下され、 結局、 子午線の長さの 4千万分の1 が
であるとされました。 したがって地球1周は 4万km です。 そして、 6年の歳月をかけて子午線の長さの測量が行われ、 白金による1メートル原器が作られたのです。 それからおよそ100年後、「
は、 クリプトン86原子の順位
と
の間の遷移に対応する光の、 真空下における波長の
とする。」 と再定義されました。 それからまたおよそ100年後の1983年、「
は、 真空中で光が
に進む距離とする。」と再定義されました。 もちろん、 この定義によるメートルでも、 赤道上の点から北極点までの距離はちょうど 1万km であり、 フランス革命直後の
の定義が核になっているのです。
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