握りまして
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2023.03.26____

 プロの囲碁対決で対局前に「握りまして〇〇9段の先番となりました。」と読み上げ係りの人が言います。
 囲碁で言う「握る」とは、対局者の一方が碁石を何個か握って、他方がそれが偶数か奇数かを予想し、予想が当たれば先番になり、予想が外れれば後番になるというルールです。
 偶数である確率は奇数である確率よりも少し小さくなります。それは 0 個握ることが許されていない為です。
 握られたn個の碁石にすべて1〜nの番号を割り当てて、偶数の組み合わせの場合の数と、奇数の組み合わせの場合の数とを比べてみると、必ず前者が後者よりも1通り少なくなっています。偶数の組み合わせの場合の数は 2n−1−1 であり、奇数の組み合わせの場合の数は 2n−1 です。