大潮・小潮
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2015.11.07
地球から見た太陽と月の方向がほぼ同じになるのは、 新月のときです。
地球から見た太陽と月の方向がほぼ反対になるのは、 満月のときです。
地球から見た太陽と月の方向がほぼ直角になるのは、 半月 と 反半月( 下弦の月 )のときです。
以上のように言われてもピンとこないのではないでしょうか。 少しでも実感が湧くようにするためには、 太陽が西の空に沈む頃に満月が東の空から登ろうとしていることを思い出したり、 太陽が沈むころに半月がほぼ南中していることを思い出したりするのもいいかと思いますが、 普段そのことを見逃している方も多いのではないかと思います。 その上、 新月は一日中見えませんし、 また、 反半月は真夜中を過ぎてからしか姿を表しませんし、 早寝早起きの人が少なくなったために朝日と月が同時に空に出ているのを眺める人も少なくなったと思われるので、 地球から見た太陽と月の方向がピント来ないのだと思います。 そこで、 太陽と地球と月の回転モデルを想像しながら、 自分は地球の北極点にいてずっと太陽を見続けているものだと仮定して考えてみることをお勧めします。 そうすれば地球の自転が関係なくなるからです。 地球上の人からすると月は地球の周りを約29.5日かけて1周しています。
大潮・小潮という言葉がありますが、 これは海の満ち引きの差の大きさを言ったものです。 新月や満月の頃が大潮で、 半月や反半月の頃が小潮になります。 潮汐現象については 天文学と物理学 > 潮の満ち引き を参照ください。
同じ大潮でも、 春分や秋分の頃が最も干満差が著しくなります。 それは、 春分や秋分の頃の新月や満月が地球の公転面に最も近づくために、 太陽との共同作用が強くなるためです。