節分は2月3日に決まっているわけじゃない
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2020.02.03____

 天文学では、冬至のことを冬至日と言っています。 冬至とは、 北極点の1日間日照時間が0であり、かつ、地球の中心から北極点に向かうベクトル と 地球から太陽に向かうベクトル との外積が地球の公転面上になる瞬間です。春分は、冬至から90度地球が太陽の回りを公転した瞬間であるとし、春分を含む日を春分日としています。

 天文学的冬至 と 天文学的春分 との中間時点を含む日を 立春 といい、 その 1 日前を 節分 と言います。

 最近の35年間は立春が2月4日でしたが、来年から2057年までは、立春は、うるう年の翌年は2月3日になり、それ以外の年は2月4日になるそうです。したがって、来年の節分は36年ぶりに2月3日以外の日となり、2月2日になります。

 なんでだろう? なんでだろう? どうも、地球の公転周期が365.25日であることが原因らしいです。

 旧正月は月の運行によって決められますが、 立春などの二十四節気は太陽の運行によって決定されます。ですから、立春などの二十四節気は、現在の太陽暦( グレゴリオ暦 )に従うのです。黄経 0 度のところに太陽が来た日が春分の日、90 度のところが夏至、180 度が秋分、270 度のところを冬至といいます。 立春は、春分の日の 45 度前のところに太陽が来る日のことを言います。


 「別れの窓明かり」より