自然対数の底である ネイピア数
は およそ
の無理数である。 ネイピア数の定義は次の式である。
ネイピア数
は、
で微分すると
になる対数関数
の底
として定義されている。 つまり、
を
で積分して得られる対数関数
の底
として定義されている。 ( 詳細は、 三角関数 指数・対数関数 > おいらの愛した波動方程式 の(3)をご覧ください。)ネイピア数
は、 また、 次のようにも表される。
その理由を考えてみよう。
マクローリン展開 :

のとき、

したがって、
のとき、 マクローリン展開は次のようになる。
この式に
を代入すると、 次のようになる。
次は、今とは違う導き方です。
ネイピア数 e は次のように定義されます。

この式から次の式を導いてみましょう。

二項定理を用います。








複利で年利が1の預金とは、1年ごとに預金額が1年前の2倍になっていく預金のことです。1円からスタートすると、1年後に2円、2年後に4円、3年後に8円、・・・ と n 年後には 2n 円になります。
一方、複利で 1/n 年利が 1/n の預金は、 1/n 年ごとに預金額が (1+1/n) 倍になっていきます。例えば、n=2 の時は、1年後の預金は (3/2)2 =→ 2.25 円になり、n=4 の時は、1年後の預金は (5/4)4 ≒→ 2.44 円 になります。ということは n を無限大にすると、1年後の預金額は無限大になるのではないでしょうか? 考えてみましょう。1年後の預金額は次の式で与えられます。

これはネイピア数です。ということは、n を無限大にしても1年後には預金額は 2.72 円にしかならないということです。
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