蠍座の日内移動について北半球での観察と南半球での観察
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2014.07.15


  東経135度 北緯34度 の地点は明石市の中にあります。 その地点で、 5月31日20時 から 6月1日4時 まで、 蠍座の動きを観察したところ、 南東の方角から南東の地平線に対して垂直に近い方向を向いたサソリが登って来て、 時計回りに回転しながら0時頃に赤く輝くアンタレスが南中し、 サソリは次第に南西の方向の地平線に対して水平な方向になりながら南西の方角に沈んで行こうとしました。 では、 同じ時間に 東経135度 南緯34度 の地点でさそり座の動きを観察したとき、 それはどんな動きをするでしょうか?

  東経135度 南緯34度 の地点において、 同じ時間というのは、 月日時 で言っても、 5月31日20時 から 6月1日4時 までで、 明石市と全く同じ時間になります。 ただし、 明石市が初夏なのに対して南緯34度の地点は初冬です。 蠍座は黄道上にある星座なので、 明石市で南の空に出ているのであれば、 同時刻には、 南緯34度の地点では、 雲がなければ必ず北の空に出ています。 ではその形ですけれども、 それは明石市で観察する蠍に対して反対向きになっています。 そこで、 正解は次のようになります。

  明石市で観察する蠍座の動きの左右反転した鏡面像になります。 つまり、 北東の方角( 右前側です )から北東の地平線に対して垂直に近い方向を向いたサソリが登って来て、 反時計回りに回転しながら0時頃に赤く輝くアンタレスが南中し、 サソリは次第に北西の方向( 左前側です )の地平線に対して水平な方向になりながら北西の方角に沈んで行こうとします。