【 問 題 】
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正五角形ABCDEの頂点Aから重心Oを貫いて対辺CDの中点Mに至る線分AM と 対辺CDに平行な対角線BE との交点をPとする。OAの長さは 1 である。

(1) CD および BE の長さを求めよ。
(2) CDの長さに対するBEの長さの比が黄金比であることを示せ。
(3) OAの長さ に OPの長さの2倍 を加えたものは、OMの長さの2倍に等しいことを示せ。
(4) (3)を ベクトル解析を用いて簡単に証明せよ。
(1)
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AB = BC = CD = DE = EA
OA = OB = OC = OD = OE = 1
∠AOB = ∠BOC = ∠COD = ∠DOE = ∠EOA = 72°
まず、 cos 72° を求める。次の図を利用する。( △ACDと相似な図形である。 )

FGの長さを x とする。
△FGH と △GHL は相似だから、
FG:GH = GH:HL
よって、 FG × HL = GH2
よって、 FG × (FH−FL) = GH2
よって、 FG × (FG−GH) = GH2
よって、 x × ( x − 1 ) = 12
よって、 x2 − x − 1 = 0
解の公式より、

△FGH における余弦定理より、


次に、 sin 72° を求める。



△ОCDにおける余弦定理より、CDの長さは次のようになる。





BE = 2×BP =→ 2 × ( 1×sin 72° )






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OP = 1×cos 72°

△ОCМにおいてピタゴラスの定理より、ОМの長さは次のようになる。






というわけで、OAの長さ に OPの長さの2倍 を加えたものは、OMの長さの2倍に等しいことが分かった。
より、

ところで、


したがって、

というわけで、(3)が簡単に証明された。
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