世界標準時刻と日付変更線
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2021.11.07____

 イギリスにあるグリニッジ天文台は東経0度にあります。東経 180 度 は日付変更線が走っています。東経0度の場所の時刻を世界標準時刻と言います。
 世界標準時刻が正午のとき世界中のほとんどの場所は同じ日になっていますが、ニュージーランド や ロシアのカムチャッカ半島からチュクチ半島にかけての地方 など世界標準時刻との時差が12時間になっている所は、翌日になっています。

 ニュージーランドはおよそ東経 172.5 度 のところにあります。したがって、世界標準時刻が正午のときニュージーランドは同日の 23:30 になっているはずなのですが、世界標準時刻との時差は原則1時間単位にすることになっており、ニュージーランドは世界標準時刻との差を12時間としているため、そういうことになっているのです。

  世界標準時刻との時差が1時間単位でない所:
    イラン +3:30
    アフガニスタン +4:30
    インド +5:30
    ネパール +5:45
    ミャンマー +6:30
    オーストラリア中部 +9:30

 日本の明石は東経 135 度 のところにあり、135 / 15 =→ +9 なので、世界標準時刻が正午のとき日本は21時になります。 360 / 24 =→ 15 です。

 日付変更線を西側から東側へと横切ったときは1日前の日に変更しなければならず、日付変更線を東側から西側へと横切ったときは1日後の日に変更しなければなりません。