【 問 題 】
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2つの互いに素な数の和は2つの数と互いに素であることを証明せよ。
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互いに素とは、最大公約数が1であるということです。
背理法を使って証明します。
全体集合を自然数とします。
a と b は互いに素であるとします。
a + b = c とします。
a と c は互いに素でないと仮定します。
すると、次のように置くことができます。
a = n k かつ c = m k ( ただし、 k > 1 かつ n < m )
b = c−a なので、次の式が成り立ちます。
b = m k−n k
=→ k ( m−n )
よって、b は k という倍数を持つことが分かります。
a も k という倍数を持つので、a と b は互いに素ではないことが分かります。
というわけで、a と c は互いに素でないと仮定すると、a と b は互いに素であることに矛盾します。
こうして、a と c は互いに素であることが分かりました。
a と b とを入れ替えても同じです。
というわけで、2つの互いに素な数の和は2つの数と互いに素であることが証明されました。
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