無限集合の濃度
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2022.05.04____
(1) いろんな対応の例
座標変換: 1対1対応
点があり、その位置の表記方法がそれぞれの座標系で異なっている。それを 1 : 1 対応させること。
合同式の世界: 多対1対応
集合A、集合B、集合C、・・・ があり、それらの交わりが全くないとき、集合Aの要素はすべてAで表し、集合Bの要素はすべてBで表し、集合Cの要素はすべてCで表し、・・・ というように加工すること。その加工は 多対1対応 になる。
5を法とすると、1 や 6 や 11 や 16 は 1 に対応する。
(2) 集合Aから集合Bへの写像
単射: 集合Aのすべての要素は集合Bの1つの要素と対応しており、かつ、
集合Bの各要素は2つ以上の集合Aの要素と対応していない。
全射: 集合Aのすべての要素は集合Bの1つの要素と対応しており、かつ、
集合Bの各要素は1つ以上の集合Aの要素と対応している。
全単射: 集合Aのすべての要素は集合Bの1つの要素と対応しており、かつ、
集合Bのすべての要素は集合Aの1つの要素と対応しいる。
集合Aから集合Bへの写像が全単射であるとき、次のことが言えます。
「 集合Aの要素 と 集合Bの要素 とは 1対1対応である。」
(3) 集合の濃度
全体集合を整数とし、集合Aの要素は n( 0 < n < 1000 )で表され、集合Bの要素は 2n( 0 < n < 500 )で表されるとき、集合Bは集合Aに含まれる。
集合Aから集合Bのへの写像 と 集合Bから集合Aへの写像 ( n ←→ 2n ) :
集合Aの要素 と 集合Bの要素 とは 1対1対応ではない。
集合Aの要素 に 集合Bの要素 と対応していないものがあるからだ。
集合Aと集合Bの要素の数も濃度もその比は 2:1 である。
全体集合を整数とし、集合Aの要素は n( 0 < n < 500 )で表され、集合Bの要素は 2n( 0 < n < 500 )で表されるとき、集合Aと集合Bは交わる。交わる部分の要素は 500未満の偶数 である。
集合Aから集合Bのへの写像 と 集合Bから集合Aへの写像 ( n ←→ 2n ) :
集合Aの要素 と 集合Bの要素 とは 1対1対応である。
集合Aと集合Bの要素の数も濃度も同じである。
全体集合を整数とし、集合Aの要素は n( 0 < n )で表され、集合Bの要素は 2n( 0 < n )で表されるとき、集合Bは集合Aに含まれる。
集合Aから集合Bのへの写像 と 集合Bから集合Aへの写像 ( n ←→ 2n ) :
集合Aの要素 と 集合Bの要素 とは 1対1対応である。
集合の要素の数は同じだが、集合Aと集合Bの要素間の間隔は 1:2 である。
でも、2つの集合の濃度は等しい。
全体集合を整数とし、集合Aの要素は n( 0 < n )で表され、集合Bの要素は n2( 0 < n )で表されるとき、集合Bは集合Aに含まれる。
集合Aから集合Bのへの写像 と 集合Bから集合Aへの写像 ( n ←→ n2 ) :
集合Aの要素 と 集合Bの要素 とは 1対1対応である。
集合の要素の数は同じだが、集合Bでは要素間の間隔が数が大きくなるにつれ拡大していく。
でも、2つの集合の濃度は等しい。
※ 自然数の集合は実数の集合に含まれます。 自然数の集合の濃度 < 実数の集合の濃度 です。