【 問 題 】
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自然数の長さの線分が2つある。 長さの差は 1 cm である。 これに最大長にならない範囲で任意の正の実数の長さの線分を 1 つ加えて、 それぞれの線分の端と端とを合わせて、 直角三角形を作ることにする。 すると、 加えられた線分の長さは、 奇数の正の平方根になっていることを示せ。
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自然数の長さの2つの線分の長さを、 それぞれ、 n cm 、 n+1 cm ( n は自然数 ) とする。 加えられた線分の長さを $ \sqrt {\ P\ } $ cm とすると、 次の式が成り立つ。
$ P = \ (n+1)^{2} - \ n^{2} $
$ = 2n + 1 $
上記の式より P は奇数であることが分かる。 よって、 加えられた線分の長さは、 奇数の正の平方根になっている。
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隣り合う自然数の性質として、 加えると奇数になる、 かけると偶数になる、 というのがありますが、 2乗して差をとると奇数になるという性質もあります。 当然と言えば当然ですね。 3以上の奇数の2乗は連続する2つの自然数の2乗の差で表されます。 その証拠は上の式になります。
では、 7 と 7 の2乗 をそれぞれ連続する2つの自然数の2乗の差で表してください。
$ 7 = \ 4^{2} - \ 3^{2} $
$ 49 = \ 7^{2} = \ 25^{2} - \ 24^{2} $
* 求め方 : $ 49 = 2n + 1 $ より、 $ n = 24$
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