昨日の夕焼けは四国で見たのですが、 夜行船で移動し、 今日は別府で朝を迎えました。 未明に立ち寄った深夜営業の銭湯から防寒着を着て外に出ると、 もうかなり明るくなっていました。 快晴です。 日の出はまだです。 南東の空に黄色い反三日月が見えました。 有明の月です。 このときふと錯覚に陥りました。「 月に地球の影が映っているのかしら。 月の満ち欠けは地球の影によるものだったのかしら。」と。
月の満ち欠けは、 一方向からスポットライトを当てられた球を、 どの角度から観察するかによるものです。 光源の方から球を見ると満月のようになります。 光源の反対方向から球を見ると新月のようになります。光源から球を中心にして90度時計回りに回転移動してから球を見ると、 半月のようになります。

上の図は、 地球と月との距離を極端に縮めています。 静止衛星は地球から地球の半径の 6.6 倍 離れた所に存在しますが、 月は地球から地球の半径の 60 倍 離れた所に存在します。 月の地球を中心とする公転の角速度は、 地球の自転の角速度の 3.56 % です。

夕方の6時に見る月は青い地球の最も左の地点から見る月で、 深夜0時に見る月は青い地球の最も下の地点から見る月です。 その方角に図のような月の黄色い部分だけが見えます。 月が南中した時に観察した場合、 場合によっては太陽が見えないことがありますが、 月は太陽の光を反射しているから見えるのですから、 太陽は月の明るい方の側にあります。 そして、 月の明るい部分が半分に近いほど太陽は水平線に近い位置にあり、 月の明るい部分が50%を超えて満月に近くなるほど、 太陽は月の真反対側に近づきます。
地球から太陽までの距離は、 地球から月までの距離の 390 倍 です。 月から眺める地球は地球から見る月の 3.6 倍 の大きさです。 それは地球の大きさが月の 3.6 倍 だからです。( 2倍の大きさとは、 面積が2倍ではなくて長さが2倍ということです。)地球からみた満月と太陽の大きさがほぼ等しいということは、 太陽の大きさは月のほぼ 390 倍 であるということです。 ちなみに、 太陽の大きさは地球の 109 倍 です。
※ 月の直径の約 3.5 倍 が地球の直径で、地球の直径の約 110 倍 が太陽の直径です。
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