月は地球上にいる人からは、 29.53 日間で地球を一周しているように見えます。 したがって、 月が南中する時刻は、 1日毎に約49分遅れていきます。 ( 24時間 ÷ 29.53 = 0.81 時間 )
毎晩0時に月を観察することにします。 満月がちょうど南中する日から観察を始めると、 29日後には満月が真南より少しだけ西側に、 30日後には満月が真南よりも少しだけ東側に見えます。
月齢というのがあります。 新月の月齢は 0 、三日月の月齢は 3 、 半月( 上弦 )の月齢は 7、 満月の月齢は 15 、 下弦( 反半月 )の月齢は 22 です。
時刻が解れば月の位置から方角が解ります。 というのも、 月齢と南中時刻には次の式で表されるような関係があるからです。 MOD ( m , n ) は m を n で割った余りを表します。

まず、 月の南中時刻を求めます。 そして、 それを現在の時刻から引いて、「 時 」の単位で表します。 それを「 南中時刻差 」ということにします。 それは負の数になることもあります。
すると、

の角度だけ、 月が真南よりも西側に傾いているということになりますので、 真南がおよそどの方向になるのかが解ります。 たとえば、 ただ今17時、 月齢10の月が出ていますが、 南中時刻が20時、 南中時刻差がマイナス3時間になりますので、 真南よりも 43.5度 東側に傾いています。
ただし、 これは春分・秋分ころのおおよその月の位置です。
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