月の出の方角
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2016.08.20


  昨日から今日にかけ、 瀬戸内海しまなみの小さな島の温泉ホテルに一泊しました。 昨夜は16夜でしたが、 満ち足りた夕食後に真東よりも少し南側から登り、 夜間窓から見える南の海面に赤々と光の道を作ってくれました。 一夜明け今朝は、 太陽が真東よりも少し北側から登りました。 私たちはホテルを出ると、 島の真ん中にある山頂まで車で登り、 瀬戸内海を360度展望しました。 展望台では、 望める島の名前が解るようになっており、 おかげさまで、 月が登ったのは赤穂根島からで、 日が登ったのは佐島からであることが解りました。

  月の地球を回る公転面が地球の太陽を周る公転面と同じであると仮定すると、 満月の月の出入りの方角は、 春分と秋分は 真東・真西になり、 夏至は 冬至の日の出入りの方角と同じになり、 冬至は 夏至の日の出入りの方角と同じになります。 それは、 満月のときは、 太陽、 地球、 月の順にほぼ一直線上に並ぶからです。 もちろん、 地軸が公転面に対して 23.4 度 傾いているということもその原因です。

  しかし、 月の地球を回る公転面は地球の太陽を周る公転面と約 10 度 の角度で交差しており、 月が地球の公転面から最も離れる点は 18.5 年 周期で回転しているそうです。

  でも、 地軸の公転面に対する角度 23.4 度 に比べると 10 度 はたいしたことないので、 上記の仮定上の結果とそんなに違いはないようです。