座標変換テンソルの表現行列 と 基底変換テンソルの表現行列 は逆行列の関係になっています。このことを、原点を中心に回転させる座標変換を例にして説明します。
@ θ ラジアン回転させる座標変換テンソルの表現行列

A θ ラジアン回転させる基底変換テンソルの表現行列

B −θ ラジアン回転させる基底変換テンソルの表現行列

A と B とを合成した基底変換テンソルの表現行列は単位行列です。つまり、2つの基底変換テンソルの表現行列たちは、お互いに逆行列の関係になっています。
あるベクトルが存在するとき、@ による座標変換は、B による写像( 基底変換テンソルは演算テンソルと同等になっています )と表面上は同等です。したがって、@ と A とはお互いに逆行列の関係になっています。
座標変換テンソルの表現行列 と 基底変換テンソルの表現行列 が逆行列の関係になっていることから、座標変換テンソルの表現行列 と 演算テンソルの表現行列 が逆行列の関係になっていることが導かれました。
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