逆行列
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2016.06.19____
は単位行列である。 単位行列は 1 というスカラーを表している。
という表現行列を持つベクペア に 単位行列を表現行列に持つ演算テンソル を作用させて変換しても、 元のままで変らない。
に
という表現行列を持つ演算テンソルを作用させて変換を行う。 すると、
となって
という表現行列を持つスカペアに変換される。 このスカペアは、
というスカラーを表している。
は、 ベクトル
と ベクトル
が作る平行四辺形の面積であり、 これを
という表現行列を持つベクペアの大きさであると定義する。
また、
と
は共役な関係にあると言うことにする。
という表現行列を持つスカペアを
という条件の下で
で割ると、 単位行列を表現行列に持つスカペアになる。
したがって、
という表現行列を持つベクペアに
という表現行列を持つ演算テンソルを作用させて変換を行うと、 単位行列を表現行列に持つスカペアに変換されることが解る。
は
の 逆行列 と言われる。
あるベクペアAに対して共役な関係にあるベクペアBを演算テンソルとして作用させたものを ベクペアAの大きさ = ベクペアBの大きさ で割ると、単位行列になる。