は楕円を表す式です。その楕円は4つの点 ( −a,0 ),( a,0 ),( 0,−b ),( 0,b ) を通ります。
この楕円の媒介変数表示: ( x,y ) ⇒ ( acosθ, bsinθ )
は半径 r の円を表す式です。この円の媒介変数表示 : ( x,y ) ⇒ ( rcosθ, rsinθ )
円の媒介変数表示のことを「 極座標表示 」と言います。
r は位置ベクトルの大きさであり
で表されます。 θ は偏角と言われ
で表されます。「 極座標表示 」のことを「 極座標系 」と言ったり、 一般の直交座標表示から極座標表示へ変換することを「 極座標系への座標変換 」と言ったりされることがよくありますが、 この表現は間違いです。「 極座標表示 」は、 一般の直交座標表示と共通の「 直交座標系 」における表示方法の違いです。 ちなみに「 座標変換 」とは、 2つの座標系での表示方法の対応のことです。 それは、 1 が日本語では「 一 」であり、 英語では「 one 」であるようなものです。「 座標変換 」の例を以下に2つ掲載します。
固有の座標系Bを持っているB君を中心にして等速円運動している物体に乗っているA君が、 遠心力の方向をx軸とし、 移動の方向をy軸とする固有の座標系Aを持っているとし、 物質の位置ベクトルを座標系Bから座標系Aに座標変換すると、 次のようになります。

固有の座標系Bを持っているB君と固有の座標系Aを持っているA君が同じ場所にいて、 そこを中心にして等速円運動している物体がある。 ただし、 A君だけはその物質が常に真正面になるように自転しています。 物質の位置ベクトルを座標系Bから座標系Aに座標変換すると、 次のようになります。

※ 参照: 大学生のための数学 > その他の数学 > 座標変数の変換( 極座標表示 )
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