四角形ABDCは、 縦 3cm 横4cm の長方形です。


行 : 起点
列 : 終点
表の中の値 : 起点から終点への方向( 一方通行 )と 距離
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終点A |
終点B |
終点C |
終点D |
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起点A |
0 |
3 |
4 |
5 |
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起点B |
−3 |
0 |
5 |
4 |
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起点C |
−4 |
−5 |
0 |
3 |
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起点D |
−5 |
−4 |
−3 |
0 |
この表を次の行列で表します。 このような行列を 「 有向有距離_隣接行列 」 と言うことにしましょう。

行 : 当事者
列 : 対戦相手
表の中の値 : 勝敗 と 点差
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対A |
対B |
対C |
対D |
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A |
0 |
3 |
4 |
5 |
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B |
−3 |
0 |
5 |
4 |
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C |
−4 |
−5 |
0 |
3 |
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D |
−5 |
−4 |
−3 |
0 |
トーナメント戦の勝敗と点差も「 有向有距離_隣接行列 」で表されることがわかります。
バスの各駅間の運賃表は、「 無向有距離_隣接行列 」で表すことができます。 バスの時刻表のグラフは駅名の書かれた円が一直線に並んでいて矢印で繋がっているイメージですが、 運賃表のグラフは、透明な半円周上に駅名の書かれた円が並んでいて全ての円が直線で繋がっているイメージになります。
「 有向有距離_隣接行列 」の原点は、 無向隣接行列( 単に、隣接行列 )です。それは、 行列の要素が 0 または 1 になっており、 それによって直接的に繋がっているかどうかを知ることができます。
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