行列のスペクトル分解
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2020.07.06____

と表すことにします。
という表現行列を持つ演算テンソル[ ST ]が持つ2つの大きさが 1 の固有ベクトル( 固有値 λ1 に対応する と 固有値 λ2 に対応する )を新たな基底とする座標変換( 一般的には直交座標系から斜交座標系への変換となる )を「 対角化 」といい、 新しい座標系を「 固有空間 」といいます。
のベクペアを P とします。
固有空間では( ST )が( ST )' になっているとすると、 次の式たちが成り立ちます。
   ( ST )' = P−1( ST )P
そこで、 Pを「 対角化テンソル 」と言うことにしましょう。

固有空間では になっているとします。
   
固有空間では が張る直線への射影行列であり、 が張る直線への射影行列です。
   
   
   
( ST )' = P−1( ST )P より、 ( ST )= P( ST )'P−1 だから、
   
と P を「 射影行列のペア 」ということにしましょう。
( ST )を の右辺のような形で表すことを「 行列のスペクトル分解 」と言います。

では、 これまでに述べたことを具体的な例で示してみましょう。 したがって、 は次のように表すことができることが分かりました。