随伴自転座標系
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2021.01.17____

  客観的固定的な 「 読者的座標系 」 の中で 点P が自由に移動しています。
  ある時刻での点Pの原点からの距離を r とします。
  x 軸方向を 始線 とし、 その時刻での点Pの 偏角θ とします。
  点Pは、 読者的座標系では ( r cos θ , r sin θ ) と表されます。
  新しい直交する基底 を作ります。 ただし、 次のような条件を与えます。
  「 点Pの位置ベクトルを とすると、 常に次の式が成り立っていること。  」

  点Pは、 新しい座標系では常に ( r,0 ) と表されます。ただし、r は時間と共に変化します。
  この新しい座標系を 「 随伴自転座標系 」 と言うことにしましょう。
  一般的には 「 極座標系 」 と言われていますが、・・・・。
      ※ 参考: 大学生のための数学 > その他の数学 > ホンマの極座標変換
  以上の条件より、 の偏角は θ です。 時間の変化に伴って は自転します。

  「 随伴自転座標系 」 における 点P の加速度は 軸方向です。(マイナス方向も含みます)

  「 読者的座標系 」 において、 時刻 t における、 の回転速度を求めてみましょう。
    
  「 読者的座標系 」 において、 時刻 t における、 の回転速度を求めてみましょう。
    

  点Pの速度は次のようになります。
     
  点Pの加速度は次のようになります。
     

  「 読者的座標系 」 における等速円運動を 随伴座標系の基底を用いて表す と、つまり、等速円運動を「 読者的座標系 」から随伴座標系へ座標変換する と、次のように等速円運動の速度や加速度を簡単に求めることができます。
   に代入して、
     


【 問 題 】 【 解 答 】 【 参 考 】